So Fishmans!(my fishmans life)


키세루의 극상낙원음악이 여기에 있다, 당신이 있는 곳에도 슬쩍 다가가는 『The Blue Hour』

2018.2.2

취재/글 = 梶原有紀子
촬영 = 日吉“JP”純平


3년 만에 새 앨범 『The Blue Hour』를 릴리즈하고, 현재 앨범 발매 기념 전국 투어 중인 키세루. 플레이 버튼을 눌러 음악이 울려퍼지기 시작한 순간부터 마지막 곡이 끝날 때까지, 나른하고 편안한 기분과, 겨울 추위로 굳게 닫힌 꽃 봉오리가 활짝 열리는 듯한 온화함에 둘러싸인다.

투어 첫 날인 1월 6일, 우메다 클럽 콰트로(Club QUATTRO)의 무대에서는, 평소와 다름 없는 평상복 차림의 모습으로, 훵크, 리듬&블루스, 라틴 음악으로부터 특별히 어느 나라/장르라고 한정지을 수 없는, 다채롭고 생명력 풍부한 음악을 종횡무진 경유하며 만들어진 키세루 음악의 진수를 온몸 가득히 즐길 수 있었다. 투어 파이널인 3월 17일(토)에는 그들이 태어나고 자란 교토의 라이브 하우스 타쿠타쿠(磔磔)에서 공연이 진행될 예정이다. 그 무렵에는 과연 『The Blue Hour』가 어떻게 진화해서, 어떤 꽃을 피우게 될지 확인하고 싶은 마음이 가득하다. 언제나 손이 닿는 곳에 두고 듣고 싶은 앨범에 대해, 그리고 투어에 대해 츠지무라 다케후미와 토모하루 두 사람에게 이야기를 들어보았다.

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― 지금, 시기적으로는 아주 추운 계절인데요, 『The Blue Hour』를 듣고 있으면 제 주위의 공기가 후왁 하고 따뜻해져서, 매우 쾌적한 기분을 느끼게 됩니다.

다케후미: 아아. 그렇게 느꼈으면 좋겠다고 생각했는데, 다행이네요.

― 앨범을 만들 때, 둘 사이에 "이번에는 이렇게 하자"거나 이야기를 하나요?

다케후미: 그렇습니다. 지금까지는, 여러 곡조의 노래를 키세루 식으로 연주한다는 느낌이었는데요, 이번에는 곡이라든가 어레인지 면에서도 통일감을 갖고 해보자고 얘기 했었습니다. 그렇다고 저희들이 하고 있는 것이 많이 바뀐 건 아니지만요.

토모하루: 그것과, 멤버 때문일까.

다케후미: 네, 최근 1~2년 동안 드럼 키타야마 유코 씨, 색소폰의 카토 유이치로 씨와 함께 주로 네 명이 공연을 했었는데요,  이 체제가 잘 맞아서 멤버들과 함께한 연주를 작품 형태로 남기고 싶은 마음도 있었어요. 밴드처럼 녹음됐으면 좋겠다고 생각했는데, 그 두 가지 지점에 대해 둘이 의견이 일치했던 것 같아요.



번역 = 고엄마 (2018.8.13)

(천천히 조금씩 업데이트할 예정입니다.)


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キセルの極上楽園音楽がここにある、あなたの居る場所にもそっと寄り添う『The Blue Hour』


キセル 撮影=日吉“JP”純平


3年ぶりとなるニューアルバム『The Blue Hour』をリリースし、現在はそのアルバムを携えた全国ツアーを行っているキセル。プレイボタンを押して音楽が鳴り始めた瞬間から最後の曲が終わるまで、ゆったりとした心地よさと、冬の寒さで硬く閉ざされていた花のつぼみがホワッとほぐされていくような穏やかさに包まれる。
ツアー初日の1月6日、梅田クラブクアトロのステージでは、いつもと変わらない普段着感覚のたたずまいながら、ファンクやリズム&ブルース、ラテンから、どこの国とも限定できない多彩で生命力豊かな音楽を縦横無尽に経由して生まれたキセル音楽の神髄を、めいっぱい全身で楽しむことができた。ツアーファイナルの3月17日(土)は、彼らが生まれ育った京都の磔磔で公演が行われる。その頃には『The Blue Hour』がどのように進化し、どんな花を咲かせているのか確かめてみたい気持ちでいっぱいだ。いつでも手に取れる場所に置いて楽しみたいアルバムについて、そしてツアーについて辻村豪文、友晴の二人に語ってもらった。

キセル 撮影=日吉“JP”純平

キセル 撮影=日吉“JP”純平

――今、季節的にはとても寒い時季ですが、『The Blue Hour』を聴いていると自分の周りの空気がホワッと温かくなって、とても快適な気分を味あわせてもらえます。

豪文:ああ。そういうものになればいいなと思っていたので良かったです。

――アルバムを作る上で、二人の間で「今回はこういうふうにしよう」など話し合われますか?

豪文:そうですね。これまでは、いろんな曲調の楽曲をキセルふうに演奏するという感じだったんですけど、今回は曲とかアレンジ的にも統一感を持ってやろうという話はしていて。だからって自分たちのやっていることがすごく変わったというわけじゃないんですけど。

友晴:それと、メンバーかな。

豪文:そう。この1~2年はドラム北山ゆうこさん、サックスの加藤雄一郎さんと僕らの4人でやることが多くて、このメンツがしっくりきているのでこのメンバーでやったものを録音物として形にしたいなというのもあって。バンドっぽく録れたらいいなとは思っていたので、その2点が二人で話し合ったことですかね。

キセル 撮影=日吉“JP”純平

キセル 撮影=日吉“JP”純平

――「すごく変わったわけじゃない」と言われましたが、過去の『近未来』(2002年)とか『ニジムタイヨウ』(2000年)の頃からも、キセルの音楽といえばなんとなく郷愁を誘う情景を彷彿とさせるものだったりして、それは今作にも変わらずにあると思います。逆に10年前、15年前と現在では時代の雰囲気も社会の情勢も変わっていっている中で、10年以上前と現在とで変わらない快適さがあるということはすごいなと、今二人の話を聞いていて思いました。

豪文:「変わったわけではない」というのは、聴いている人は変わっているようには感じないかなと思うんですけど、自分達では以前よりもうちょっと前に進んでいるとは思っていて。自分達のやりたい感じとか、やりたいことというのはそんなにたくさんあるわけじゃないし、昔からやりたいことは基本的に同じで、一つか二つぐらいしかないんですね。「変わらへん」と思ってもらえるのは、それをずっとやれているのかなぁと思いますね。さっき言われたみたいに、状況や街並みが変わっていって、自分らも歳を重ねてひしひしと感じるところもあるし、マイペースでやらせてもらっているんですけど、自分なりにあがいているところもあったりはして。

友晴:その、変わらないこととか、やりたいことは一つか二つというのがうまく言葉に出来たら良いんですけどね(笑)。自分達のやりたいことを、今よりももっと上手にやりたいとか、うまく表現するために細かいところ、たとえば楽器や演奏の仕方を変えたり、今回はサックスを入れたんですが、そういうところを変えつつ、自分たちのやりたいことは変わらずやってるという感じですかね。

キセル 撮影=日吉“JP”純平

キセル 撮影=日吉“JP”純平

――「富士と夕闇」をヘッドフォンで聴くと音の気持ちよさがダイレクトに感じられて、スピーカーを通して聴いた時とは全然違って聴こえたり、車の中で聴くと景色がどんどん流れていく感じにゆるやかな音楽がすごく合っていたり、いろんな聴き方ができることを発見している最中です。

豪文:そうかもしれませんね。酒飲みながら聴くとまた全然違うでしょうし。

――それ、やってみます(笑)。「山をくだる」という曲は、間奏で突如アレンジが変わってラテンのような、サイケデリックな世界に放り出されて、あれよあれよという間にぐるっとその世界を一周して何事もなかったようにもとの曲に戻ってくる感覚がおもしろくて。

豪文:今までは宅録で作ったものをスタジオで再現することが多かったんですけど、今回はラフに準備をしたものをスタジオで北山さんと加藤さんに投げて、ある意味お任せして作っていったんですね。それがいい感じに流れて行ったところもあって。「山をくだる」のアレンジにしても、ひとりでは作れないものになっていきましたね。あとは、今回は歌詞ができるのが早かったんでみんなもアレンジや演奏がしやすかったのかなって。

友晴:イメージしやすいですよね。この曲はどう持っていきたいのか、とかもわかりやすいですし。

豪文:「この歌詞はこういうことやから」みたいな話は全然しないんですけどね。なんとなくやっぱりムードみたいなのは作りやすいんだなと。自分の曲を自分だけでやってしまうことの良さもあるとは思うんですけど、今回そうやって人にゆだねた部分でいつもよりちょっと風通しが良かったり、少し軽くなるっていう部分もあって。それがすごく良かったなと。

キセル 撮影=日吉“JP”純平

キセル 撮影=日吉“JP”純平

――『The Blue Hour』というアルバムのタイトルは夜明け前の時間帯を指しているんでしょうか。

豪文:そうですね。

――CDのジャケットにもブックレットにも青が基調になった絵がありましたが、楽曲はとっても色鮮やかで、何かが始まる前のワクワクする感じもありつつ、1曲1曲が個性的でキャラクターが立っていますよね。

豪文:それは嬉しいですね。わりと雰囲気の近い楽曲が多かったから、飽きないようにとは思いながら作っていて。1曲1曲の個性を感じてもらえるのは嬉しいですね。

キセル 撮影=日吉“JP”純平

キセル 撮影=日吉“JP”純平

――6曲目の「うしろから来る」も国籍不問な感じで。

友晴:本当にそうですよね(笑)。

――曲を作っている時に、みなさんの間で「この曲はあれっぽい感じにしよう」みたいなやりとりはあったりするんですか?

豪文:ありましたね。イメージに近い参考音源とか聴いて、「なんとなくこういう雰囲気にならへんかなぁ」って話したり。それは、今までの作品よりも今回がいちばん多かったかもしれないですね。

――どんなものが挙がるんですか?

豪文:普段、聴いているブラジルの音楽だったり、エチオピアの音楽だったり。

友晴:好きな音楽もわりと近いですね。好きなところは違うかもしれないけど、聴いているものは近い。

豪文:後はなんとなく、そういうふうに作りながら和風な感じを入れ込めるところは入れていこうというモードがあって。「山をくだる」の間奏とかもメロディーとしては和メロというか。加藤さんのフルートも独特な味わいを持っていて、ときどき尺八っぽい音色になるからフルートじゃなくてシャクートって言われているらしくて。その感じを取り込みたいなというのもありましたね。

――部屋で聴いていると、楽曲の存在感はあるし音が鳴っている時といない時では快適さも違う。邪魔にならないという表現は失礼な言い方かもしれないんですが、そういう存在感はあるのに、障るものがなにもないんですよね。

豪文:あ、でもそういう使い方をしてもらえると本望です。あるのとないのとで気分が変わるんだけど、でも邪魔にならないっていうのは1番良いなって。

――ちょっと話は変わるんですが、二人にとって、自分を音楽に向かわせているものはこれなのかな、というものは何か言葉になりますか?

豪文:マイペースなテンポ感とか時間の感覚だったりとか、そういう自分の性質から来る、こういうのもあったらどうかなって提案をしたいんやと思います。それが家族とか身の回りの人たちとか、すごく大きくいえば世の中の成り立ちとか、そういう普遍的な部分と通じ合えるかっていうせめぎ合いが面白いのかなって。何か新しい発見があるかもしれないし。

友晴:僕の場合は歌詞を書かないからもっとインスト感覚というか。「ああいう場所に行ってみたい」みたいな感覚とか郷愁、憧れる風景みたいなところから作っていく感じですかね。

豪文:キセルの音楽は「懐かしい感じがする」と言われることが多いんですね。あとは、落ち着くとか、ちょっとこうフラットな感じに戻るとか。そういう音楽をやらせてもらえてたり、さっき言われてた快適な感じとか、そう言ってもらえることはうれしいですよね。「あそこの店のラーメンわりと普通やけどなんか好き」みたいな感じでやれたらいいなって(笑)。

――そういう快適さと共に、聴いているうちに励ましてもらっている感じもありました。直接的な励ましの言葉というよりも、ちょっと気分が沈んでいる時だったら、楽曲全体で「そういう気分の時もある」と言ってもらっているような。

文豪:前作『明るい幻』の時もそうだったんですけど、聴く人を励ますというよりも自分が同じようにモヤモヤしていたり、なんかこう違和感とか落ち着かない感じというのがあって。自分なりにその違和感を自分のほうに寄せたいという感じもあったし、むしろ同じように思っている人が聴いた時に、ラクになったり楽しい気分になってもらえたらいいなというのは思っていたんですけどね。

キセル 撮影=日吉“JP”純平

キセル 撮影=日吉“JP”純平

――じゃあ、まさに自分はそういうひとりです(笑)。1月6日の大阪を皮切りにツアーも始まりました。最後に、各地で楽しみに待っているファンの方にメッセージをお願いします。

豪文:いいアルバムができたので是非聴いて欲しいですし、ライブはアルバムを作った4人とグッドラックヘイワの野村卓史(ピアノ)君にも参加してもらってすごくいい感じです。パーティー感はないけど結構踊れる感じのライブになりそうなんで、そんな感じを楽しみに来てもらえたらと思っています。

友晴:アルバムがファンキー寄りだったので、その感じをライブでも出せるように頑張ります。会場でお待ちしています。


2018.2.2

取材・文=梶原有紀子 撮影=日吉“JP”純平

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출처: https://spice.eplus.jp/articles/169685

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