So Fishmans!(my fishmans life)


출처: “2月23日河出書房新社から出版FISHMANS本発売決定!「彼と魚のブルース」川崎大助さん著。420ページにも渡る本になります。こちらもお楽しみに” by JUSTARADIO (2011.1.16 00:21 on twitter)


Him_and_The_Fish_Blues.jpg 


[내용소개]


僕の目の前にくっきりと立ち現れた90年代の日々。
ただひたすらフィッシュマンズの音楽に集中していた。

今よりもゆっくりと流れていた日々の中で、
僕らが見てきた景色や空気感が、ここに実に鮮やかに甦っている。

佐藤伸治が生前描いてきた世界の中にある「何か」に対して、
これ程までに的確な表現力で紐解かれた文章を僕は知らない。
フィッシュマンズ 茂木欣一

あの頃、確かに流れていた、あの音楽ーー
故・佐藤伸治のいちばん間近で取材を続けていた著者による、
デビューからラストシングルまで、90年代のバンドの軌跡を追った初評伝。
デビュー20周年記念出版。

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[목차]

はじめに

第1章 90年12月「きょうは、シンジは、いません」
「ラママ」での出会い/バンドブーム/「ひこうき」

第2章 91年 らしくない大器、デビュー
こだま和文/『チャッピー、ドント・クライ』/初インタヴュー/『コーデュロイズ・ムード』/フリッパーズ・ギター解散

第3章 92年 涙ぐむような音楽
「100ミリちょっとの」/佐藤伸治の作詞術/『キング・マスター・ジョージ』

第4章 92年 ラジオ・デイズ
「アザラシアワー にじますナイト」/〈現音舎〉の横田さん/音楽漬けの日々

第5章 93年 新しいヤンキーたちの夜明け
『ネオ・ヤンキーズ・ホリデイ』/初の〈ZOO〉出演/〈米国音楽〉創刊/「いかれたBaby」/渋谷系のはじまり

第6章 94年1月~6月 渋谷は燃えているか?
〈SLITS〉/小山田圭吾と佐藤伸治の邂逅/2枚のマキシ・シングル/マリマリ・リズムキラー・マシンガン

第7章 94年6月~12月「夕焼けの色だよ」
小嶋謙介脱退/『ORANGE』/小沢健二『LIFE』/渋谷系ブーム爛熟

第8章 95年「まだ夏休みは終わってない」
『オー! マウンテン』/阪神・淡路大震災/地下鉄サリン事件/ポリドール移籍/〈ワイキキ・ビーチ・スタジオ〉開設/「ナイトクルージング」

第9章 96年 空中のシーズン
『空中キャンプ』/〈STUDIO VOICE〉の表紙/旅の終わり/『LONG SEASON』

第10章 97年~98年 残響の彼方へ
『宇宙 日本 世田谷』/〈ワイキキ・ビーチ・スタジオ〉閉鎖/『8月の現状』/最後のインタビュー/『男達の別れ』

第11章 99年3月15日

それから

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참고) studio voice 서평
| http://studiovoice.jp/?p=6277


* 文=川本ケン
* 2011.3.10 | BOOK

揺らぎの小説

意外にも、この本には対象との間にきわめて明確な距離がある。もちろんその距離とは批評性のことでもあり、本書を支える必然性のことでもある。だがいったい、当初は「音楽ライター」として接近しながら、そのうちに対象そのものの準構成員のような存在となっていた人間による文章として、それはどのようにして獲得され得たのだろうか。本書の原形となった『米国音楽』誌上での連載は(雑誌そのものと共に)05年から途切れたままだというから、それが書籍として成立するための「距離」を獲得するまでには5年あまりの時間が必要だったということにもなるのだろうが、そういった内的な醸成のようなものとは別の次元で、この作品は成立しているように感じられる。

なぜなら、その距離感は一定ではないし、所与のものでもないことは、読み始めてすぐに理解されるからである。ひとつの文章から次の文章に移るまでの間にも、大きな揺れ動きが見られる。佐藤伸治という巨大な欠落の中にそのまま吸い込まれかけては、どうにか体勢が立て直され、距離が再獲得される。しかもその揺らぎこそが、フィッシュマンズというバンドの音楽、あるいは佐藤伸治の紡ぎ出した言葉の持つ力に通底するものだということに、やがて我々は気づくことになるのである。

弱さと強さ、ルースさとタイトさ、ユーモアと絶望、希望と暗闇、好きと嫌い、カッコよさとみっともなさ、必要とムダ、気持ちよさと気味悪さ、つい個人史の中で語りたくなってしまうが、そうすることがどうしても恥ずかしい……。必ずしも対義語ではないものの間を揺れ動き、それを聴く我々の側もまた彼らの音楽との間揺れ動いてしまうというような種類の存在。

だから本書は、「揺れ」を定着させようという試みでもあるだろう。定着といっても、止めるのではない。むしろ振幅を最大化し、永久に「揺れ」を続かせようという、ほぼ徒労とも呼べる行為なのだ。徒労というのは、記録にも懐古にも奉仕していないことの証しでもある。それ故、本書は小説としての強度を獲得することになる。つまりこの本は、「対象との間に批評的な距離を保ちながら、ある時代を記録した」という作品ではなく、その距離の揺らぎそのものについての作品なのである。

要するに、あの時代を生きてしまった者もなにも怖れることなく手に取ればよいし、あの時代はおろかフィッシュマンズの音楽も知らないという者もまた、ただ巻を開き読み始めればよい。だれが読んだとしても、語り手「僕」を含め、ここには紛れもなく自律的な存在たちが息づき蠢いているのだから。そういう自律運動に触れるのが小説の醍醐味であるとするならば、本書は抜群に面白い小説ということになる。

『フィッシュマンズ 彼と魚のブルーズ』
川﨑大助/河出書房新社

□amazon
http://www.amazon.co.jp/dp/4309272363


go

2011.01.18 10:43:42
*.12.50.191

참고로 川崎大助(가와사키 다이스케)씨는 사토보다 사토에 대해 더 잘 아는(?), 사토에게 휘시만즈 음악의 이런저런 매력과 의미에 대해 설명해 주던-_- 음악평론가로 유명했던 분이어서 더욱 기대가 됩니다.

go

2011.04.04 06:46:47
*.12.50.191

"この音楽が、胸のうちに、頭のなかにしみ込んでいるということを、誇りの源泉とすべきだ。。。きびしい聞き手は、へぼなミュージシャンよりも、はるかに丁重に敬われるべき存在だ。そして日本において、空前の規模で「きびしい聞き手」が音楽に没頭し、そしてときには自らの手で音楽を作りはじめた時代こそが、フィッシュマンズが活躍した九〇年代だった。(이 음악이, 가슴 안에, 머리 속 깊이 스며드는 것을 자랑스러움의 원천으로 삼아야 한다. ...... 까다로운 리스너는 돌팔이 뮤지션보다 훨씬 더 정중하게 존경받아야 하는 존재다. 그리고 일본에 있어서, 공전의 규모로 '까다로운 리스너'가 음악에 몰두하고, 때때로 자신의 손으로 직접 음악을 만들기 시작한 시대가 바로 휘시만즈가 활약했던 90년대였다)." (川崎大助, 2011: 416)

go

2011.04.04 06:59:29
*.12.50.191

앞으로 밑줄 친 문장을 힘닿는 껏 조금씩 조금씩 번역해 보려고 합니다. 같이 하실 분 언제든지 환영입니다~~ "ボスけて~(보스주세요~)"

go

2011.04.04 21:30:31
*.12.34.164

ある意味ひじょうに難儀で、そしてもちろん愛すべき男だった佐藤伸治について知り、そして、考えることは、とくにあなたの人生を豊かにしたり、華やかにしたりはしないだろう。しかし、そこに「欠落」があるのなら。あなたが、自らのなかに「欠落がある」と感じるのだったら、佐藤伸治が、フィッシュマンズが身を賭してつくりあげた作品の数々は、きっと役に立つはずだ。「穴ぼこ」をかかえたあなたこそが、だれよりも、彼らが見た光景を「かけがえのないもの」として、胸の奥に抱きしめることができるはずだ。어떤 의미에서 매우 어렵고, 그리고 물론 사랑할 수 밖에 없던 사토신지에 대해 알게 되고, 또, 생각하게 되는 것은, 특별히 당신의 인생을 풍부하게 하거나, 화려하게 하지는 않을 것이다. 그러나, 그곳에 '결락(결여/결핍)'이 있다면. 당신이, 스스로의 마음 속에 '결락이 있다'는 것을 느끼고 있다면, 사토신지가, 휘시만즈가 목숨을 걸고 완성한 여러 작품들은, 분명히 도움이 될 것이다. '구멍'을 품었던 당신이야말로, 누구보다도, 그들이 본 광경을 '그 무엇으로도 대체할 수 없는 것'으로서, 가슴 속 깊이 감싸 안는 것이 가능하기 때문이다. (川崎大助, 2011: 6)

go

2011.04.06 07:21:13
*.12.50.191

第1章 90年12月「きょうは、シンジは、いません」
「ラママ」での出会い/バンドブーム/「ひこうき」

(20-21)
わかりにくくしている張本人が、ステージの中央にいる「サトウ」なる男であることは間違いなかった。。。
ステージに登場してきたときからずっと、あの奇妙な薄笑いが、引っ込んだり、出たりを繰り返しながら、のべつ彼の口元をふらついているのである。擬音をあたえるとしたら、「ニータリ、ニタリ」といった感じだろうか。そんな笑いを浮かべながら、曲と曲のあいだで、かれはこんなことをいうのだった。
「みなさん、楽しんでますかあ?」
「いやいやいや。楽しんでもらおうと思って、やってるんですよね。」
そんなことを、そんな表情で言われて、楽しめるものではない。。。

(21-22)
要するに僕は、混乱していたのだと思う。。。

ただたんに、当時の日本語ロック業界で繰り広げられていた「ゲーム」の「ルール」を、ごく普通の尺度で理解していたからに過ぎない。例えばそれは、投手が投げて、打者が打つ、といたような。。。
しかし「ルール」というものは、かならずそこに、抑圧のメカニズムを内包することになる。。。

(「はみだし」。。。)

「日本人は日本人がつくった日本語の音楽だけを聴いていればいい」とする風潮は、かなりむかしから、この国のなかに根強くある。。。そして、バンド・ブームだった時代というのは、かなり強固な「鎖國状態」だった。であるから、ライターが日本のバンドについて考察する際、その音楽性のオリジンとなる洋楽への敬意や知識は、とくに求められないどころか、邪魔ですらある、といった考えかたも支配的だった。

(23)
フィッシュマンズというこのバンドが、その系譜に入ることは、すぐに認識できた。これまでに聴いたこともないような形で、レゲエを解釈しようとしているのだから、それは間違いない。しかし、それまでに僕がファンとして、またはときには仕事としてみてきたいかなるバンドとも違っていた点が、なんとも居心地の悪いあの感じ、あの「わかりにくさ」だった。

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제1장 90년 12월 「오늘은, 신지는, 없습니다」
「라마마」에서의 첫 만남/밴드 붐/「히코우키」

(20-21)
이해하기 어렵게 하는 장본인이, 스테이지 중앙에 있는 '사토'라고 하는 남자인 것은 틀리지 않았다...
스테이지에 등장한 뒤로 계속, 그 기묘한 엷은 웃음을 짓다가 말다가를 반복하면서, 쉴새없이 입언저리를 움직이는 것이다. 의음(효과음)으로 표현한다면, '히죽히죽'거리는 느낌이랄까. 그런 웃음을 띄면서, 노래와 노래 사이에, 그는 이런 말을 했다.

"여러분, 즐기고 있습니까?"
"아냐 아냐 아냐. 즐겁게 해주려고 이러고 있는 거지."

그런 걸 그런 표정으로 말하면, 전혀 즐길 수 없게 된다...

(21-22)
요컨대 나는, 혼란스러워하고 있었던 것 같다...
그저 단순히, 당시의 일본의 록 업계에서 전개되고 있던 '게임'의 '룰'을, 극히 보통의 척도로 이해하고 있었던 것에 지나지 않는다. 예를 들면 그것은, 투수가 던지면, 타자가 친다라고 하는 것과 같다...
그러나 '룰'이라고 하는 것은, 반드시 거기에, 업악의 메커니즘을 내포하게 된다...

((그 룰에서) 벗어난 이야기를 덧붙인 뒤에...)

'일본 사람은 일본 사람이 만든 일본어로된 음악만을 들으면 된다'고 하는 퐁조는, 꽤 오래전부터, 이 국가 안에 깊이 뿌리내리고 있다... 그리고, 밴드 붐이었던 시대는, 아주 강고한 '쇄국상태'였다. 그렇기 때문에, 라이터가 일본의 밴드에 대해 고찰할 때, 그 음악성의 오리진(기원)이 되는 서양 음악에의 경의나 지식은, 그다지 요청되지도 않을 뿐 아니라, 오히려 방해가 된다는 사고방식이 지배적이었다.


(하지만 서양음악을 주로 들었던 필자는 그렇지 않은 (몇몇 안되는) 밴드에 관심이 있었다는 얘기가 이어지고...)

(23)
이 휘시만즈라는 밴드가, 그 계보에 속한다는 것은 금방 알 수 있었다. 지금까지 들은 적도 없는 듯한 형태로, 레게를 해석하려고 했기 때문에, 그것은 틀림없다. 하지만, 그때까지 내가 팬으로서 혹은 일 때문에 보아왔던 어떤 밴드와도 달랐던 점은, 정체를 알 수 없는 기분 나쁜 그 느낌, 그 '이해하기 어려움'이었다.

go

2011.04.07 05:50:11
*.12.34.164

第2章 91年 らしくない大器、デビュー
こだま和文/『チャッピー、ドント・クライ』/初インタヴュー/『コーデュロイズ・ムード』/フリッパーズ・ギター解散

(33)
あと、メンバーのキャラクターも味がある。ボーカルの佐藤は憂歌団の木村のテイストを20代前半にして獲得しているし、ベースは修行僧の風貌だし、キーボードは改心したテクノ少年ソウルに目覚めるだし、ドラムスはゴハンよく食いそうだ。(中略)
今年はフィッシュマンズ、これです。

(37)
なにより、そこには「空間」があった。「レゲエの考えかた」から生み出された、鳴らされている音と音のあいだに無限の広がりがあるような、およそ「日本の歌ものポップ・ミュージック」では聞いたことがないようなサウンドスケープの発端のひとかけらと呼べるものが、この日のステージ上にはあった。

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제2장 91년 같지 않은 대기(만성), 데뷰

코다마 카즈후미 / 「채피, 돈 크라이」/ 첫인터뷰 /「코듀로이즈 무드」/ 플리퍼스 기타 해산

(33)
그리고, 멤버의 캐릭터도 (제각각) 개성(맛)이 있었다. 보컬의 사토는 우카단(의 보컬) 키무라의 테이스트를 20대 전반에 획득하고 있었고, 베이스는 수행승려의 풍모였고, 키보드는 개심한 테크노 소년이 소울에 눈을 뜬 것 같았고, 드럼은 밥을 잘 먹을 것 같았다. (중략)
올해는 휘시만즈, 이것입니다.

(37)
무엇보다, 거기에는 「공간」이 있었다. 「레게의 사고방식」으로 만들어진, 울려 퍼지는 소리와 소리 사이의 무한한 확대가 있는, 대부분의 「일본 노래의 팝 뮤직」에서는 들을 수 없었던 사운드 스케이프의 발단이라고 할 수 있는 한 조각이, 이 날의 스테이지에는 있었다.

공중캠프

2011.04.28 06:35:41
*.12.50.138

공동번역에 함께 참여하실 분들은 이번주 내에 캠프에서 번역하고 싶은 챕터의 복사물을 찾아가 주세요! 현재, 고엄마(1장, 11장), 혜임(3장), 가연(미정), 은별(미정), 곧은(시작하며), 인조(후기) 등이 참여 의사를 밝혀주셨습니다. 5월 중순경까지 각자 초벌 번역을 한 뒤, 다 같이 모여서 챕터별 수정을 해나갈 예정입니다. 일본어 공부도 하고, 휘시만즈에 대해서도 더욱 잘 알 수 있는 기회를 놓치지 마세요~ http://kuchu-camp.net/xe/?document_srl=32223
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